山高建設

pellet

ペレットとは?

ペレットとは?

おがくずやカンナくず・樹皮等、製材時の廃材やこれまでは廃棄されてきた間伐材を原料に、それらを小粒な円筒形に圧縮成型した固形燃料が「木質ペレット」です。見た目にツルツルとしているのは木材の含有成分リグニンが溶け出し固まったためで、化学物質を含まない安全性の高さも特長のひとつです。樹皮を含まない木質部が主原料のホワイトペレット、樹皮と木質部の混合原料からつくられる全木ペレット、樹皮を主原料とするバークペレットの3種類があります(山高建設では丹波篠山の広葉樹と針葉樹からつくった全木ペレットを使用しています)。木質ペレットは燃焼時にCO2を発生しますが、その成長過程でCO2を吸収してきた樹木を使用しているため、化石燃料のように環境中のCO2総量を増やすことはなく、近年はCO2排出量削減と原油価格高騰に基づくコスト削減の観点からも大きく注目されています。

ペレットストーブとは?

ペレットストーブとは?

一般的なペレットストーブの内部は、燃焼ポットと燃料タンク・灰受け・給排気筒から構成されています。燃料タンクに溜められたペレットは回転シャフトを使って燃焼ポットに送り込まれ、給排気筒から供給される空気を使って高温で燃焼します。その際、供給されるペレットと空気の量のバランスで火力が調節されます。燃焼後のペレットは灰になり、灰受けに落ちていきます。こうした基本構造からペレットストーブには、
①ボタンひとつで着火・消火でき火力・風力調節も簡単
②灰がほとんど残らず煙も着火時の数分だけのため市街地でも利用可能
③室外へ排気するため室内の空気を汚さない
④輻射型でないため本体のほとんどの部分が熱くならず火傷等の危険性が低い
⑤設置工事は排気管を室外に出すだけの簡単さで費用も薪ストーブより大幅に安価
といったメリットがあります。